思いつきと勢いで始めたこの企画だったが、5つの企業の分析を書いたことで気分的にも一段落してきた。そこで、気分転換としてここまでやってきた上での感想などを書いてみようかと思う。
将来業績予測よりも過去業績分析の重要性
DCFにてバリュエーションを行う際、将来業績予測を行って理論株価を算出してはいるものの、全ては将来の事なので、確かな事は何も言えない。よって数字操作によって簡単に事業価値が変わってしまう…。これは、DCF法に対する批判の一つであり、自分でバリュエーションを行う上でも良く感じる事である。但し、だからこそ過去業績分析が非常に重要になると考える様になった。
企業というモノが世の中に存在する訳では無く、企業の実態としては各ステークホルダーの集合体による活動となる。そこでどのような経営者、株主、従業員がいて、誰を顧客にして、過去にどんな経営を行ってきて、今後はどのような方向に進もうとしているのか?こういった分析を通して対象企業についてより深く知ること。理論株価算出の為の将来業績予測は必要な事ではあるが、バリュエーションを行うほどに、過去業績分析を通して企業についての理解を深める事の重要性を感じるようになってきた。
blogspotの操作感その他
レポートの原稿はWardで書いており、それをblogspotにアップロードしている。文章についてはコピー&ペーストで問題無いのだが、表(画像)のアップロードにおける操作感に不満がある。画像をアップロードすると画像関連htmlがインプットエリアの最上部に必ずインサートされてしまい、毎回そのhtmlを必要な所に移動させなくてはならない。画像アップロード時にあるカーソルの所にインサートすれば良いはずだと思うのだが。画像アップロード時にリフレッシュをする実装になっているのかも知れないが、ユーザーインターフェース的にちょっと不満を感じる。
いつまで続く?
現在、少々時間に余裕があるため、こ こ最近は集中してバリュエーションを行っているが、現在のようなペースがいつまで続くかは未定。ベースラインの一つとして、自分自身の投資目的の為の調査 という事もあるのと、こうした分析を通して企業について知るという行為を楽しめている事もあり、あまり無理をせずに、適度に力を抜いて続けていければと思う。
2009/07/20
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